今日は昨日の後半、取り崩しについてです。
3.取り崩しは4%を基に考える
リタイアするにあたり、
では、一体いくら貯めればリタイヤできるか?という話になります。
投資の世界で有名な「4%ルール」というものがあります。
年間支出の25倍の資産を築くと、年利4%の運用益で生活費をまかなうことができるという考え方です。
基となるのが以下の研究論文になります。
・1994 年にWilliam Bengen 氏が発表した論文
・米国トリニティ大学の研究論文「Trinity Study(トリニティ・スタディ)」
ざっくり言うと
取り崩し開始時にある一定の資産割合(例えば株式50%、債券50%)
というポートフォリオ(資産の組み合わせやその比率)とすれば30年後に資産が枯渇しない確率が90%以上という内容です。
この4%ルールについては、詳しくはここでは触れませんが、
例えば月20万の生活費だと、貯めるべき資産が、20万×25=6000万円となります。
6000万円を4%だけ取り崩す・・・。
年間の生活費=6000万円×0.04=240万円(逆算しただけ・・・)
なので、資産を6000万円貯めましょう!!というのが、一つの目標になります。
・・・まてよ。
常に4%以上、コンスタントに運用益が出せるものってあるの?
ポートフォリオって言うけど、そんな都合のいい株式やら、債券やら組むこと自体が難しいじゃん・・・って考えそうです。
しかし、長期で運用する場合、初心者でも一定の運用益(4%以上)の成績を残し続ける投資の仕方があるんです。
そう、インデックスファンド投資です!!(さっき出た!!)
インデックスファンドはプロが適正なポートフォリオを組んでいるもので、パッケージごと優秀な商品(長期で成果を出す可能性が高い)を購入することになります。
つまり、貯蓄、投資信託インデックスファンド等を利用しながら資産形成をし、
資産を現金ではなくインデックスファンド(もしくはポートフォリオ)で所持しておくことで、
安心して早期リタイアが可能、という道筋ができるということです。
まとめます。
- 1.経済的自由なくして、本当の自由はない
- 2.資産運用の基本は、インデックスファンド投資から
- 3.取り崩し方法を考慮し、ゴールを定める
時間がないサラリーマン、投資初心者向けの方法ですが、リスクと成果のバランスを考えると最適解の一つかもしれません。
更に上記の基本的な考えをもとに、自分なりに勉強していかなくてはならないと思います。
例えば、
- 自由になって、何をやりたいか?
- そもそもの支出を見直し、貯蓄する為にできることは?(原資がなくては運用もできない)
- その他の運用方法も視野に入れる
- ゴールの設定はそれぞれ異なるはず(生活費の基準、年金を考慮するかどうかなど)
更に早期リタイアに向けて考えて、行動して行きたいところですね・・・。
本日もご一読いただき、ありがとうございました!!
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